電子レンジを処分する代表的な方法を紹介します。
電子レンジを処分するには、さまざまな方法が考えられます。
しかし、処分方法をあまり知らないという方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、電子レンジを処分する方法をご紹介します。
電子レンジを処分したい時は、自治体別の処分方法を確認してみてください。
例えば、お住いの地域が江東区であれば、江東区のホームページで、粗大ゴミの出し方を調べて見てください。
電子レンジが、粗大ゴミに分類する自治体もあれば、燃えないごみとして処分する自治体もあります。
粗大ゴミとして処分する場合は、自治体の回収場所・日時に出すようにしましょう。
粗大ゴミ受付センターで処分してもらう方法は、最も一般的で、小型家電リサイクル法にもとづいてリサイクル料を支払う必要はありません。
電子レンジの部品には貴重な金属が使用されていて、有効活用されます。
電子レンジは、リサイクル料がからないので、冷蔵庫や洗濯機などとは処分方法が違います。
電子レンジを自治体の粗大ゴミ受付センターで処分する手順は、
●自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡を入れてください。
●粗大ゴミ処理券を購入します。
粗大ゴミ処理券は、自治体指定のスーパーやコンビニなどで販売されています。
●自治体の粗大ゴミ受付センターから指定された収集日時に、指定場所に電子レンジを置きます。
粗大ゴミは燃えないごみと違って頻繁には対応してもらえません。
月に1回しか対応していない自治体が多いため、忘れないようにしてください。
料金は自治体によって違いますが、一般的に1,000円以内の料金設定になっているところが多いです。
燃えないごみとして、電子レンジを扱っている自治体に関しては、家庭の燃えないごみと同様に燃えないごみ袋に入れて出すことができます。
燃えないごみの日に出す場合は、電子レンジは無料で回収されます。
ごみ出しのルールについては自治体により少し異なるので、自治体のホームページで確認しておきましょう。
リサイクルショップとは、まだ使用できる家具・家電・日用品などを安く販売している店です。
安価な中古品も販売されており、これらは売り手から中古品として買い取った商品です。
リサイクルショップが持ち込んだ電子レンジを買取してくれれば、こちらから費用を支払わなくて済みます。
ただし、状態が相当良いもの、年式が新しいものなどを除いて、値が付かないことが少なくありません。
一方で、買取額がゼロであっても、粗大ごみや燃えないごみとして出すのと比べて、お金を支払わなくて良い分だけお得と言えるでしょう。
もちろん故障しているもの、著しく古いものなどは買取してくれません。
なお、買取の方法は持ち込みのほかに、出張や宅配などがあります。
持ち込みをすれば業者側は手数料を抑えられるので、最も高値を付けてくれる傾向があります。
出張・宅配による買取に関しては、持ち込みよりも安くなるのが一般的です。
リサイクルショップでなるべく高く電子レンジを売るなら、電気製品をメインに買取・販売している店舗を利用しましょう。
不用になった電子レンジがあるので、どなたかに譲りたいという場合、もらってくれる人を探してみましょう。
親族や友人であれば、無料で譲るという人が多いです。
ネットや紙媒体の掲示板を使用し、ほしい人に譲るという方法もあります。
この場合は無料でも良いですし、料金を設定してもよいでしょう。
傷や汚れが目立つものだと、1,000円台から出している人もいます。
新品に近いものだと1万円以上の値で売れることがあります。
地域の情報誌を使用する場合、地元を中心に情報配信することになるでしょう。
遠方の方に取りに来てもらうのは大変ですし、宅配で届けるにも送料が高額になるからです。
実際に情報誌を通した場合は、自宅まで取りに来てもらうという方法が多いです。
取引する前には電子レンジの動作確認を再度行っておきましょう。
届いてから動作しなかったとなれば、クレームの原因になりかねません。
無料で譲った場合においては、クレームが発生する確率は低いです。
なお、取引においては指定日時、場所を明確に定めておきましょう。
自宅に取りに来てもらうときは、車に積み込む時にお手伝いしてあげるのがベストです。
近年はオンラインを通して、気軽に物品の取引ができるようになりました。
オークションやフリーマーケットなどはその代表格で、リサイクルショップより高値で売れることが多々あります。
これらのサービスの魅力は、全国から買取希望者を見つけられることにあります。
今話題の電子レンジであれば、思いのほか高値が付くことも珍しくありません。
人気商品の場合は買い手が多くなる傾向があるので、より高値で売ることが可能です。
売却までの時間はわずか数時間というケースもあります。
一方で、形式が古かったり、汚れが目立っていたりすると、買い手がつかないこともあります。
送料に関しては、多くが出品者負担となるので、値を付ける時は送料込みで考えてください。
なお、電子レンジは重量物になるため、フリマやオークションで売却するという方法は、送料が高くなることを考えるとデメリットがやや大きいです。
リサイクルショップより高値が付くことが多いですが、買取専門店と比べると安くなる傾向があります。
家電量販店では、電子レンジの下取りを行っているところがあります。
新しい電子レンジを購入する代わりに、格安で古い電子レンジを引き取ってくれるシステムです。
家電量販店は商品を売るだけでなく、回収する義務も有しています。
電子レンジなどの重量物に関しては、連絡すれば自宅出張してくれる店舗も少なくありません。
下取りのメリットは、安全性が高く、怪しい業者に遭遇する心配がないことです。
社員教育も行き届いているところが多く、丁寧・迅速に対応してくれるでしょう。
店舗によっては、古い電子レンジを持っていくと、新しい電子レンジを購入する際に割引をしてくれるところもあります。
家電量販店によっては下取りに料金が発生するところもあり、この場合の手数料は500円~2,000円程度です。
1,000円超の手数料が発生する場合は、自治体の粗大ゴミの処分方法に従って処分したほうが安くなるでしょう。
回収手数料は処分方法によって変わるケースもあり、一般的に店頭持ち込みの場合は無料または安価で、郵送の場合は有料になります。
家電量販店によって下取りサービスの内容は異なるので、事前に調べておいてください。
マイカーがある方であれば、購入した店舗に持ち込むという方法が一般的です。
不用品買取業者は、不用品回収業者と混同されることが多いですが、こちらは有料処分に加えて買取にも対応しています。
つまり、リサイクルショップを兼ねた不用品回収業者と言えるでしょう。
ただし、電子レンジの場合は、製造から3年以内の場合のみ買取対象となるケースが多いです。
3年を超過すると価値が大きく下がるため、不用品買取回収に対応してもらえない場合があります。
ただし、部品単位で見れば一定の価値があることから、無料で回収してくるケースはあります。
相当古くなった電子レンジに関しては、買取してもらえないのが普通であり、この場合は有料処分をしてもらいましょう。
電子レンジは消耗品であり、外観はピカピカで新品そのものでも、内部は経年劣化の影響を確実に受けています。
そのため、外観がどんなに美しくても、古いものは買取してもらえないことが多いのです。
なお、古い電子レンジの場合は、買取より下取りに出したほうがお得になるのが普通です。
買取に出したほうが良いのは高級電子レンジで、これらは数万円で売れることがあります。
人気の品は年式が多少古くても探している人がいるため、高く買取してもらえるのです。
電子レンジを処分する方法は複数あり、選んだ方法によっては相当な手間・面倒が生じます。
そこで、なるべく気軽に処分したいという方には、不用品回収業者の利用をおすすめします。
どのような不用品でも責任を持って処分してくれるので安心して任せられるでしょう。
利用する不用品回収業者は、自宅から近場の業者を選ぶのが基本です。
事前に業者の出張対応エリアを調べておくと良いでしょう。
対応エリア外であっても対応してもらえるケースがありますが、料金は割高になると考えてください。
不用品回収業者を利用する場合は、依頼者は何もする必要がありません。
部屋からの運び出し、運搬まですべて行ってくれます。
電子レンジを置いてあるのが2階の部屋で、自分一人では移動させるのが困難といった状況でもまったく問題ないです。
依頼者は物品を手渡して、あとは料金を支払うだけでOKです。
不用品回収費用は原則として有料ですが、不用品買取回収サービスに対応している店舗では無料回収、または買取回収してくれることがあります。
処分料金は重量で決まるのが一般的ですが、処分の手間、出張距離、作業人数などが加味されることもあります。
少しでも安く不用品回収サービスで処分してもらうには、複数点をまとめて処分するのがおすすめです。
電子レンジ1点だけよりも、電子レンジとオーブントースターというようにセットで依頼すると、1点あたりの回収料金が安くなることが多いです。
不用品回収業者の中には、処分費用を明記していないところがあります。
これは、依頼点数や重量、サイズ、処分コストなどを考慮してその都度料金の設定をしていくためです。
近々引越しや大掃除をする予定のある方は、そのタイミングで電子レンジを処分するという方法もありです。
不用品回収業者の中には、お得意様には割引してくれるなど、融通を利かせてくれるところがあります。
毎回同じ店舗に依頼するという人には安くしてくれることが多いです。
処分費用は高くても3,000円程度に抑えられており、安いところでは2,000円未満のところもあります。
それでも、自治体が実施する粗大ごみ、燃えないごみの処分費用と比べると高くなりますが、すべて丸投げできるので面倒がありません。
そのため、忙しくて粗大ごみ受付センターに連絡する時間を取れない、粗大ごみの収集日には出張の予定があるので行けないといった状況でおすすめします。